そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

カントリー・ロード

金曜ロードショーのジブリはCM入るからいやよねー、と思っていたのに「耳をすませば」を見てしまった。 耳をすませば [DVD]ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon 15歳の、不器用でシャイなくせに素直で一直線な王子様男子。俗っぽい所もありつつ、…

見守る

www.youtube.com 昔のドモホルンリンクルのCMはすごく印象的だった。 コラーゲンを一滴一滴見守るのだ。あの頃、「見守る仕事したいーー」なんてみんなで話したものだった。 しかし、見守るというのはなかなか簡単なことではない。 今にして思えば、ドモホル…

元気玉

今日はいろいろ疲れたな。 確かこれは動物園でみかけた看板。地元の小学生による作品らしい。 子供ってすごいな。 「苦しいときは気分を変えてタヌキさがしを」 こんなこと思いつくだろうか。 これは東山動物園の、誰でもカバ使いになれる顔はめ看板。 あの…

新参者なりに

仙台育英学園の全国制覇から一夜明け、今日の河北新報朝刊です!昨日の感動再び!改めて喜びをかみしめてます!育英ナイン本当におめでとうございます!#甲子園#高校野球#仙台育英 pic.twitter.com/1C3LYt34hh— 河北新報出版センター (@kahoku_books) 202…

白河の関

ついに、ついに、真紅の大優勝旗が白河の関を越える時が来たのだなあ。 それが、自分が仙台にやってきたタイミングだなんてなんだかしみじみだ。 夕方からはニュースをあれこれ見たが、さすが地元の放送局の取材力よ。 どこのチャンネルを回しても、生徒なり…

優駿

仙台での暮らしの中で時々、学生時代に住んでいた埼玉の田舎町を思い出すことがある。 狭山茶の栽培が盛んな町で、起伏のある土地に広大な茶畑が広がっていて、冬になると夜中でも霜警報のサイレンが響いた。 そして、免許を取り立ての友人の軽自動車で夜中…

あの日のコアラ

かつてコアラに夢中で動物園に通い詰めたので、コアラの写真が山のようにある。 愛情を注ぐ対象が必要だったんだろう、あの頃の私は。 猫が来てから、なかなか動物園に行かなくなり、コロナ禍も始まってしまった。 その間に、もう亡くなってしまったコアラも…

平らな街

今朝はすっかり空の色も日差しも気温も秋で、「お盆がすぎたらこんなにも秋になるのか」と驚いた。 これは会社帰りの空。どこまでも空が高く、空が広い。いつだってそのことに驚く。 写っているのはウェスティンホテルだ。 仙台は平野地が多く、平らなのでど…

H2

インターネットがつながらない会社なので、高校野球の結果も全然追えず、囚人のごとく座して瞑想する日々。 ものすごく精神を削られ、凹み、泣きながら帰宅したりするが、こっちに来てからくまちゃんという野球友達ができて、「準々決勝アツかったですね」な…

Please Mr. Postman

ポップなメロディーにのせて、ではなく、結構本気で「たのむぜ、郵便局さんよう」と言いたくなる気持ち。 横浜で、前の家に引っ越す時に郵便局に転居届を出したら郵便局から電話がかかってきた。電話口のおばさんは無邪気に言った。 「○○さんと同棲している…

親方日の丸

新しいお仕事は激烈に昭和レトロで、エアコン設定は24度だし、ゴム印と日付印とテプラと大量の紙によって日々が成り立っている。 それでも口先だけは「SDGs」とか「環境配慮」とか言わねばならないのだな…としみじみしてしまう。 そして何よりもヒマだ。 ネ…

タイムラグ

7月末、東北ではまだあじさいが咲いていることで季節感がバグったが、ここ最近では季節感について行けずに恐怖を感じている。 昨日もやたら涼しかったが、今日に至っては肌寒かった。 半袖で家を出て、自転車に乗ったら「しまった、半袖じゃダメな気温だった…

あの坂をのぼれば

小さな町の風景 (偕成社文庫)作者:杉 みき子偕成社Amazon 中学校1年生の時の国語の教科書に載っていた「あの坂をのぼれば海が見える」という文章を折に触れて思い出す。 少年が暑い夏の日に「あの坂をのぼれば海が見える」といくつもいくつも山を超えるのに…

青年の主張

うちのこメーカーで作った我が家のにゃんこ。 選択できる柄が少ないので、あくまで雰囲気だけども。 玄関でとろける御本尊 私も日々少しずつ仙台に慣れてきているが、猫たちもだいぶこの家に慣れてきた。 お、そろそろ大丈夫かな、と思ったのは、うんこしっ…

高いところから

時々限界集落や、海外の農村のドキュメンタリーを見ていると「生まれてから一度もこの町を出たことがない」というおばあさんやおじいさんが出てくる。 そういう生活に少し憧れたり、それはどんな人生なんだろうかと考えたりもする。 なんだかんだ折に触れて…

満月

夕方、大きな丸い月がのぼっていて、ああ、満月かとおもったら満月は明日なんだって。 大きくて丸くて黄色い月だった。 自分で唐突に思い立って決めて仙台に来たけれど、いまだに「なんで私、ここにいるんだろう」と思ったりする。 「何やってるんだろう」と…

ジンジャーシロップ

ちょっと前に友人に泉ボタニカルガーデンという所に連れて行ってもらった。 仙台は土地があることもあり、最近の流行でもあるのかあちこちにボタニカルガーデンがある印象。 この丘の上の東屋で病弱なお嬢様ごっこなどした。 「わたくしにはこのお庭だけが世…

メッセージ

www.youtube.com ユーミンは「やさしさに包まれたなら」の中で「目に映るすべてのことはメッセージ」と歌っていた。 そんな風に思える日もあるし、思えない日もある。 さて、引っ越しのどさくさの中で己の愚かさを呪ったことはたくさんある。 台所の食品庫に…

仙台七夕まつり

土曜日は人生初の仙台七夕まつりに行ってきた。 ニュースなどでよく見る、この吹き流し。今年はコロナ禍だから通常より2m上に上げているらしい。本当はもっと地面に近いところまで下がっていて、吹き流しを通り抜けて歩いたりするんだそうだ。 アーケード…

君に輝く

夏の甲子園が始まった。 なんだか自分の気持がそれどころじゃなかったし、コロナ禍で、楽しみにしていた入場行進も各校のキャプテンだけだった。 でも、いざ始まると、甲子園にお客さんがたくさんいて、ブラスバンドやチアリーダーの応援があって、「ああ、…

夜のピクニック

昨日は仙台の七夕花火大会で、会社帰りに友人鮭太郎とその同僚、あっちゃん、ゆりあと一緒に見に行った。 花火を見る場所は東北大学のグラウンドで、仙台駅から地下鉄で3駅ほど先にある。 広大な敷地に、すごいソーシャルディスタンスで椅子が置かれ、記念式…

ご当地あんかけ

小学生の頃に読んだ、子供向けの本の中に「勝ったら官軍、負けたらあんかけ」と言う囃子言葉が出てきた。確か灰谷健次郎あたりの本だったような気がする。 この「負けたらあんかけ」の意味がまるでわからなくて、先生か親か、ともかくまわりの大人に尋ねた所…

石の微笑

漫画「ガラスの仮面」の中で、主人公マヤが人形を演じている最中、母親が死んだことを思ってはらはらと涙を流すシーンがある。 舞台の上ではガラスの仮面をかぶっているマヤの、仮面がはずれる瞬間だ。 瞬きもせずに泣いている時点ですごいのだけど。 ガラス…

ふるさとの訛り

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聞きにゆく 石川 啄木 一握の砂作者:石川 啄木Amazon 仙台生まれ仙台育ちの友人鮭太郎は、大学時代からしばらく関東にいたせいか、ほとんど東北訛りがない。 なので、今までそれほど意識せずにいたけれど、…

ダメ絶対

ここ最近、ずっと書いているように、仙台に来てから自家製お野菜を頂く機会が多い。 素晴らしいお野菜だ。 今日も会社の向かいの席の方が、どこかからまわってきたきゅうりをそっと机の引き出しにしまっていたので、本当に仙台ではあちこちで野菜が流通して…

社会復帰

以前に、給湯室で人事の人たちが話していた。 「世の中的にさ、新卒の3割は1年以内で辞めるらしいよ。だからさあ、うちの会社だってこれだけ辞めてもまあしょうがないって」 そうなのか、3割の若い人は辞めているのだな。 よく、ネットニュースなんかで、「1…

ロングバケーション

いよいよ明日から、この仙台で仕事が始まる。 3ヶ月に及ぶ無職生活の終焉だ。 思えば激動のロングバケーションだったなあ。 5月は優雅で呑気なものだった。 高尾山にハイキングに行ったり、国技館に5月場所を見に行ったり、観光客として仙台に来て浮かれたり…

銀の匙

銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)作者:荒川弘小学館Amazon 漫画「銀の匙」が結構好きだ。 北海道の畜産高校に入学した非農家の男の子が様々なカルチャーショックを受けながら農業を学んでいくお話で、1巻、2巻あたりではとにもかくにも食…

わたしのお家

片付けも落ち着いたヒマにまかせて、前の家をネット検索してみたら、もう賃貸の募集が始まっていた。 11年住んだ私のお家。 窓が、道路と小川を越える橋に面していて、子どもたちの通学路だった。 橋から家が丸見えのせいか、橋の街灯が眩しいせいか、川の音…

イオンへGO

地方の人の休日の遊び場はイオン一択だ、というのはよく聞く話だ。 地方のイオンはものすごくデカくて、映画館も、下手したらスーパー銭湯やパチンコやフィットネスも一緒になっているタイプを旅先で時折見かけた。 昔、別ブログで書いた記事。 ずっと首都圏…