師走でござる
横浜シネマリンで「映画ミーツ浪曲」というイベントがあって、楽しみにしていた。
映画「忠臣蔵 暁の陣太鼓」の上演後に浪曲師玉川奈々福さんの口演「赤穂義士伝 俵星玄蕃」がある。
忠臣蔵 暁の陣太鼓
製作:1958年
監督:倉橋良介
上映時間:98分
配給:松竹
出演:森美樹、近衛十四郎、瑳峨三智子、市川寿海、坂東蓑助、榎本健一、トニー谷
いやー、素晴らしかった。
古い白黒の松竹映画なんだけど、テンポもいいし、森美樹がものすごい男前だし、近衛十四郎がカッコいいし、わくわくするチャンバラ映画だった。
こういうのもっと見たい。森美樹、ガス中毒で夭折されたんですって。あんなに男前なのにもったいない。
それで、はあ~いいもの見た!って思った後に今度は浪曲。
玉川奈々福さんが男の声をやるとちょっと緒方恵美に似てる。
最後「雪をけたててサクサクサクサク!」って言われたら、もう満面の笑みで「蕎麦屋か~~~!!!」っていう三波春夫が頭に浮かんだ。
帰宅後は、録画しておいたNHKの「忠臣蔵狂詩曲No.5中村仲蔵出世階段」前編を見た。
www6.nhk.or.jp
勘九郎が「ひゃあ!」なんて声を出すと、いまだに「四三さん」と思ってしまうが、いやはやさすがNHKの豪華キャストね。
CSの時代劇専門チャンネルが3週連続忠臣蔵祭りも開催するとのことなので、録画予約もかける。
www.jidaigeki.com
今日は通勤途中、ずっと三波春夫の大忠臣蔵を聞きながら江戸へ登ってきた。
今月あと何回私は吉良家へ討ち入るだろう。
さても師走でござるな。