相撲ニュース 1/13
貴景勝
「2番目(取り直し)の相撲で息が上がったのは気になる。稽古を積んでこれたのかな? (取り直しという)長い相撲だけど、それにしては(息が)上がりすぎている」と案じるように話していた。
正代、勇み足で1勝拾った
取組後のオンライン取材。「(最後は)正直、見えていなかった。物言いがついたときに、もしかしたら『ちょっと足が出ていてくれないかなあ』という感じでいた。うーん、まあ押し込まれているので、そこはちょっと良くない」。1敗はキープしたが、さすがに表情はさえなかった。
正代…、そんな「自販機の下に100円落ちてないかなあ」みたいなこと言わないでよ…。
まあ、そういう所が正代の良いところでもあるんだろうけど。貴景勝だったら絶対言わない。
尾車親方が分析
両膝に爆弾を抱え、いつ破裂するかわからない現状。目の前の一番に集中するのは「自分には時間が少ない」という悲壮な気持ちから。他の力士とは覚悟が違う。
見てるこっちも「照ノ富士は勝って当たり前」のように思いながらも「照の膝は15日持つのか」「照はあと何年横綱やれるか」ってちょっと先を憂えているものな。
力士全体がもっと怪我が少なくなるように何か対策とかあればいいんだけど…。みんなが怪我をしているのはちょっとつらい。土俵の高さも気になる。もう下に砂でもひいてくれ、みたいな気持ちになっている。
北の富士コラム
- 御嶽海は下位力士との対戦に気を抜く悪い癖がある。相手が万全ではないので、情け心が出やしないかと少しばかり気にして見ていたが、全く無用な心配だった。
- 御嶽海はどうやら今場所は本気みたいである。気のせいか、顔つきが締まって見える。待てよ。この言葉は先場所も使っていたようである。もう2、3日見てからにした方がいいだろう。
- 前回の対戦でもかなりの抵抗を見せていた宇良だが、今回はあまり無理をしないようにと祈るような気持ちで見ていたが、宇良は天下の照ノ富士をきりきり舞いさせた。
- 果敢に攻め続けた宇良の善戦は見事の一言に尽きる。それとあの奇襲を残し、最後まで勝利への執念を見せてくれた照ノ富士は立派としか言いようがない。
昨日は私も御嶽海にうっかり騙されそうになって、「いや待て!」と思ったわ。
九州場所はあっさりした相撲が多かったけど、今場所の相撲は熱戦が多くて面白い。みんな怪我に気をつけて頑張ってほしい。