先人の轍
プロ野球、西武の試合がデーゲームだったり、有料のフジテレビTWOでの放送だったりして見れないけど、連敗だから見れなくていい…。いいんだ…。
この前、辛い麻婆豆腐を美味しく食べることができたので、「辛いものが好きになったのだ！」と喜びいさんで麻婆豆腐を食べ歩いている。
これは下北沢の「金威」というお店。この麻婆豆腐すごく美味しかった。調味料に詳しくないんだけどスパイスが効いてる感じ。下北沢に行く機会があったらまた寄りたい。
こっちは会社の近くの台湾系中華料理屋さん。麻辣の「麻味」がすごく効いてて、店を出た後もずっと口の中がジンジンした。
同僚のTさんは、辛いものが本当に大好きで、かつては飲み会の席でも「食べる辣油」をつまみに酒を呑んでいた。
会社付近の「激辛店」を探して、ランチで食べに行ったり、金曜の夜には「今日はこれから激辛麻婆食べに行くんだ、明日休みだから、お腹痛くなっても大丈夫だし」と言って帰って行った。
そんなTさんは小声でこうも言った。
「いや、汚い話でアレなんだけどさ、辛いもの食べると、やっぱトイレで大をする時ちょっと痛いんだよね」
そうなのか。辛いものは排泄する時も辛いのか。
ちょっとネットで調べたところ、なんでも、辛さとは痛みのようなもので、内臓には痛点が少ないから痛みを感じないが、肛門は皮膚で痛点があるので、口を通って以来の痛みを感じるのだそうだ。
お腹が痛くなったり、排泄する時に痛みを感じるほど辛いものとはどういうレベルなんだろう。
胃腸がわりと丈夫なこともあってか、まだそういう経験をしたことがない。
かつて、辛さに叩きのめされたヤムウンセンでさえ、お腹が痛くなったり排泄時に痛みを感じたりしたことはなかった気がする。
あれ以上の辛さなんだろうか。恐ろしい。
「辛い麻婆豆腐が食べられるようになった！」「辛いものが好きになってきた！」となんて思ってたけど、私はまだまだ初心者レベルなんだろう。
少しだけ、そんな辛さを味わってみたいような気もする。
春なので、チャレンジしたいようなそんな気持ち。
バカだな、そんな好奇心が人を危険に追いやるというのにな。
先人の轍は踏まないに限る、君子危うきに近寄らず。
なのに、ちょっと心惹かれているのだ、ああ、バカバカ。
