すてきなホリデイ
ケンタッキーのCMの「クリスマスが今年もやってくる~♪」みたいに浮かれて歌いたい。
「たけのこが今年もやってきた~♪」
たけのこを買ってきた。
若い頃は面倒でたけのこなんて買わなかった。けれど年をとるにつれて「この時期しか食べられないから」とちょっと焦るような気持ちでたけのこを買う。
4月の頭は近所のマルシェで。下旬になったら地元の直売所で。そして5月の頭には仙台の友人が送ってくれるたけのこだ。
友人が送ってくれるものはあまりに立派なので、下茹でのために大きな鍋も買った。昔ながらの金のアルミの鍋。
しかし、しかしだ。
せっかくこの時期だからたけのこを買おう!と買ってきて下茹でするが、問題はそのあとだ。
私の持つレシピが致命的に少ないのだ。
大体、穂先の刺し身、たけのこご飯、炒めものだ。若竹煮や土佐煮もたまにやるけど、あまり好みじゃない。
一番好きなのはたけのこと豚肉を炒めて鶏ガラスープと豆板醤で味付けするやつ。
美味しくて大好きなんだけど、いつもちょっと後ろめたい。
こんな濃い味付けするなら旬のたけのこじゃなくて、水煮でいいんじゃないのか。旬のたけのこはもっと素材の味を楽しまないともったいないとか言われるんじゃないのか。
別に人にどう言われようと関係ないし、自分が食べるんだから堂々とすればいいのにこんなことくよくよ毎年考えるのはひとえに私が貧乏性だから。
天ぷらは衣を作るのが苦手だからダメだしなあ、と検索して良さそうだったのは下記。
NHKみんなのきょうの料理のサイトは鉄板だな。
土井先生のたけのこ肉めしは、最後に弁当の詰め方まで書いてあるところがいい。
ウーウェンさんのスープは味噌汁とどう違うのか気になる。
よしよし、これで少しはたけのこのレシピが増やせるかしら。そして今年もあと2,3回はたけのこ買ってこれるかしら。
今年は仙台の友人に一緒にたけのこを買いに行こうと誘われている。なんでも宮城と福島の県境あたりにいいたけのこの山があるらしい。
東北新幹線も復旧したみたいだし、久々に旅行に行きたい。
そしてたけのこをかついで帰ってきて、金の鍋で茹であげるのだ。
おお、素晴らしいゴールデンウィークになりそうじゃないか。