そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

ものまね王になりたくて


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ほんと、ニッチローすごいな。膝の内股感とかそっくりすぎる。


誰でも、何か一つくらいは得意なものまねがあると思う。
私は若い頃から、南野陽子、新田恵利は結構上手いと自負してきた。コロナ禍でステイホームの期間は家で郷ひろみを熱唱し、なんとなくヒロミGOの声の出し方、似せ方のコツはつかんだ。
清水ミチコの芸達者ぶりには到底およばないけれど。



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ものまね動画見てゲラゲラ笑ってるなんてヒマ人だと思われるだろうけど、今ちょっと弱ってるからしょうがないんだ。
なんで弱ってるかって中国語だ。勉強3年目に突入した中国語の声調に翻弄されているのだ。



日本語もアナウンサーみたいに綺麗に喋ろうと思ったら、抑揚はそれなりにある。若い頃は私も選挙のウグイス嬢やコールセンターのオペレーターをしていたのでわかる。
でも、それで疲れ果ててしまい、普段はなるべく抑揚をつけずに喋る省エネ話法に変えた。更にそこに中京圏の友人たちの方言が加わったので、今の私の普通の喋り方ときたら、とてもおかしなリズムと抑揚だ。それでも日本語というのは通じるのだ。


だがしかし、中国語は抑揚を間違えると伝わらないのだ。しかもその波の振幅の大きさよ。
第一声は高らかなトランペットのように鳴り響き、第三声は地を這うような低音だ。その上がったり下がったりの波が覚えられずついていけずもう溺れそうになっている。


仕方ないからノートに文章を書いて、上から蛍光ペンで声調を書いている。どうだこの上がり下がり。一文字ごとに違うのだ。これを歌うように話すのだ。
今日は「化粧水」が上手に発音できなくて、なんだかずいぶんへこんでしまった。


中国の翻訳サイトは音声も流してくれるので、それを聞きながら練習したりする。中国のサイトだし日本語の読み上げは下手だろうと思っていたら予想外に上手で余計にへこんだ。機械がこんなに上手に日本語を話すというのに、私ときたら…。
もう一生滑らかに中国語を話すなんてできないんじゃないか。ギクシャクと一文字ずつロボットみたいに読むしかできないんじゃないか。


そこまでへこんでから思ったのだ。
「そうだ、ものまね王になるつもりで真似すればいいんだ、とにかく真似してればそのうち覚えるだろう。南野陽子郷ひろみのモノマネだって何度もやってつかんでいったしね!」


自信を取り戻すつもりで久々に南野陽子のモノマネをしてみたが、なんだか自分の声が老け込んでいて全然ダメだった。
伊藤咲子加藤登紀子も試してみたが、ダメだ、ダメだ!今日は中国語の発音もダメで喉もおかしな日。
まあ、こんな日もあるか。


明日からまた、中国語のモノマネも南野陽子のモノマネも再チャレンジだ。
いつか、中国語の発音が少しは良くなったら、得意げな顔で他の人に言いたい。「モノマネが大事!」って。