そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

相撲ニュース 5/23

佐田の海、自己新の11勝で14年夏場所以来の敢闘賞 35歳も自信「まだまだいける、今が一番力が出ている」

自己新の11勝で締めた激動の15日間を振り返り「いつもは8、9番勝った時点で、15日間終わっているので。長く感じましたね」と実感を込めた。
11日には35歳の誕生日を迎えた。衰えを見せない、いぶし銀は「今場所みたいな相撲が取れれば、まだまだいけると思うし、今が一番力が出ていると思います」と自信満々。「明日から体の手入れをして、トレーニングを始めて、来場所に向けてやっていきたい」と早くも真夏の名古屋場所に視線を向けた。


15日、相撲を見続けていてもちょっと長く感じたりするから、やっている側からすればものすごい長さなんだろう。毎日集中して、戦って、反省して、練習してまた集中して。
よく「物事は2週間やると習慣になる」なんて言うけど、たしかに15日間相撲を見てると「この先ずっと毎日相撲を見るような気持ち」になったりする。「一生」、みたいに感じたりする。

尾車親方

照ノ富士の優勝は大相撲界で長年、生きてきた私にとってもうれしい限りだ。序ノ口で初めて番付に名前が載った時の喜びと決意は今も忘れることはない。そのため歯を食いしばりながら猛稽古に耐えてきた。番付は私にとって命と同じなのだ。命の価値、権威を死力を尽くして守ってくれた照ノ富士に感謝したい。


番狂わせは確かに面白い。でも番付っていうのは実力と結果で勝ち取って来たものだから、地位相応の結果をやっぱり求めてしまう。それは別に縦社会とか年功序列じゃなくて、実力での順位だもの。
横綱はいつだって防衛戦、大関は防衛しながら更に上を目指す、その上でたまに勢いのある若手が番狂わせを起こすのが面白いよね。

照ノ富士 兄弟子の断髪式に花添えた!安治川親方「うれしい。気合が入っていると思っていた」

照ノ富士の兄弟子で、伊勢ケ浜部屋付きとして指導にあたる安治川親方(元関脇・安美錦)は29日に自身の断髪式を控えた状況で、横綱による“はなむけ”の復活Vを「うれしい。気合が入っていると思っていた」と喜んだ。断髪式について「もちろん横綱も(内容に)たくさん関わるよ。誰もやっていないようなことも、やってもらおうかな」と冗談めかして祝福した。


照ノ富士、錦富士の優勝で二人とも「安治川親方引退相撲に花を添えたい」って言ってたから、安治川親方、慕われているんだなあ、と思った。熱海富士も前途洋々だし、伊勢ヶ濱部屋すごいな。
昨日、優勝が決まったあとの花道で伊勢ヶ濱さんがほっとしたような笑顔だったのがすごく印象的だった。いつも厳しい顔してるところばかりテレビに映るけど、千秋楽終わって、弟子もいい結果を残して、ほっとできて良かったね。

隆の勝、初優勝を逃す「緊張しました。強引に出てしまったのが悔いが残る」

佐田の海のすくい投げで土俵下に転がり落ちた瞬間、隆の勝の初優勝の夢は大きく遠のいた。
「緊張しました。落ち着いて前に出ればよかったが、強引に出てしまったのが悔いが残る」
「終盤戦は(優勝争いの)先頭という重荷、重圧がかかってきた」と振り返る。
それでも初の殊勲賞に輝き、充実感も漂った。「いい経験になった。来場所も狙っていきたい。稽古の内容は間違っていない。内面ももっと強くしたい」。


今場所、私は密かに「隆の勝の優勝はちょっとまだ早い…」と思ってしまっていたのだけど、きっとそのうち「そろそろ隆の勝が優勝する番」て思うようになるだろうな。
豊ノ島が「力士はみんな優勝争いを意識していないなんていうけど、心の中では意識しているし、しなきゃダメだと思う。僕は毎場所優勝を狙っていた」って解説で何度も言うけど、あれを聞くたびに、すごいな、とも思うし「そうだよな、狙わなきゃ、上を目指さなきゃダメだよな」とも思う。
隆の勝が、「来場所も狙っていく」って言ってくれて、それが嬉しい。



怒涛の15日間が終わって、北の富士さんがどう総括するのかなと思ったら、コラム休載ですって。
北の富士さんもおつかれさまでした。
さて、相撲も終わったし、私もそろそろ自分の行く末のことを考えなければな。