おとなげ
昨日、私は憤っていた。
Twitterトレンドが私に言うのだ。
6月7日はムダ毛処理の日だと。
何を言っているんだ、バカか。ムダ毛ってなんだ、ムダ毛って。
あれはムダ毛なんかじゃない、おとな毛だ。
うちの弟たちはチビの頃、自分のつるすべのスネを眺めながら言っていた。
「とと（お父さん）はいいなあ。俺もおとな毛はえたい！」
「あーあー、早くおとな毛生えないかなあ」
そうだな。おとな毛だよな！とあの頃いたく感心した。
何が無毛社会だ。毛のある男なんて素敵に決まっている。あれはチャームポイントであり、男性の性的魅力の一つだ。
これまでも、いかに男子の毛が好きかはあれこれ書いてきた。
まあ、自分でもちょっと変態的だと思わなくもない。でも別に犯罪じゃないから。
毛が好きなだけだから。夜道で男子を襲って毛刈りなんかしないから。
お相撲を見ていたって、琴恵光のすね毛や、高安の背中毛にときめくのだ。稽古をすると体毛がすりきれて薄くなるとか、脇毛がすりきれるとか言うけど、そんなこんなで脇毛が薄い力士を見ると「あら…」とちょっとしょんぼりするくらいなのだ。
最近ティモンディがお気に入りだけど、彼らがSchickの宣伝で体毛を剃ったときには、ちょっとがっかりした。
あーあー、もう。最近の若い人ときたら、全然わかっていない。
高岸くんは「毛がない方が清潔感ありますもんね」とか言っていた。なにが清潔感だ。子供みたいなつるつるボディにセクシーさなんかあるか。
毛は大事なところを守るためにあり、そして女子を身悶えさせるためにあるんだ。
…とか言いつつ、それはあくまで男子の毛の話であり、女子であるわたくしは夏も近いので脱毛ワックスを買った。
昨今のいけすかない「無毛社会」とやらのおかげでワックスは男女兼用だ。そして説明書の説明絵柄は男子のボディだ。脇からスネから性器まで書いてある。
オーマイガー、勘弁してくれよ。そんな所までつるつる男子が増えるのか…。
これは完全に私の好みと偏見だけど、男子はボーボーしてたらいいんだ！！
ていうかボーボーしてください。
