そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

三原則

巷では「猫は色盲である」「猫は近視であり、飼い主の顔もぼんやりとしか見えていない」などと言うが本当だろうか。


我が家の猫は5m先の羽虫を見つけて戦闘態勢に入るし、ベランダから20m先の鳥を相手に威嚇攻撃をしている。
あれは気配を感じているだけで見えていないんだろうか。
あんなにもじっと見つめているのに?

敵の気配


絶対、近視なんかじゃないはずだ。あんなにも狙いを定めて機敏に動くのに見えてないなんてありえない。

飛んで火に入る夏の虫か。愚かなことよ。


しかも恐ろしいことに、ただ見えているだけでも気配を感じているだけでもなく、猫たちは狙った獲物を仕留めてくる。そしておもちゃにして遊ぶのだ。
夏至も過ぎ、今年もそんな季節が来た。
ベランダでもがくセミや羽虫の羽音が聞こえたら大変だ。彼らは一気に呑気な家猫から戦闘民族に変わるのだ。


猫を飼ってから、私は何度も何度も猫に追われた哀れなカメムシやカナブンを救って、ベランダの外に解き放っている。まるでお釈迦様のようだ、と自画自賛するが、猫は「は???俺たちの虫ちゃんは?」と大変ご立腹だ。

虫はどこへ消えた。


どんなに外圧があろうと私は屈しない。絶対に「非虫三原則」を守って見せる。
虫を保有させない、製造しない(湧かさない)、持ち込ませない。
それが我が家の平和のためなの。

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