わたくしという現象
わたくしという現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
（あらゆる透明な幽霊の複合体）
宮沢賢治詩集「春と修羅」より
こんな風にカッコよく、幻想的に己を語ることができればいいが、わたくしの場合は
「わたくしという現象は、臆病なくせに時折衝動的に突っ走る暴走列車」
そうだ、仙台に移住しようと思ったのは先週の日曜の夜だ。そこから一気にあれやこれやと動き出してしまった。怖い怖いと震えつつも、弾丸で仙台に行って物件を見たり。
幸い、仙台の友人がいろいろと力になってくれているし、弟も味方をしてくれている。
まだ物件の審査も通っていないが、とりあえずは引っ越しに向けて着々と準備を進めている。
そんなわけで、今日はこの暑い中、冷凍庫整理のためにせっせと冷凍コロッケを揚げた。
ついでに茄子も素揚げにしてめんつゆに浸した。
一部だけ皮をむくことを「しまむきにする」と言うのか。勉強になるな。今日の私はしまむきにしなかったけど。
昨日は冷凍うどんを食べ、一昨日は冷凍庫に眠っていたハラミステーキを食べた。
不安に苛まれる日々だったが牛肉を食べたら元気が出た。
牛肉には幸せホルモンが入っているとか言うものな。
牛肉って偉大だな、としみじみ。
まだ、冷凍庫の中にカツオ、イクラ、餃子が眠っている。
そのうち餃子祭りも開催しなければな。
暴走列車ではあるが、冷凍庫の整理にかけては計画的なわたくし。
