そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

世情



世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする
変わらないものをなにかにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする


かつてチケット販売関連の仕事をしていた。主催者として、チケットぴあやローソンやイープラスにチケットを配券し、販売委託手数料を支払った。
だけどその頃はチケット購入者が負担するのはチケット代だけだった。


チケット販売を離れてしばらくして、自分がチケットを買うようになったら、まあ驚いた。いつの間にやら手数料の山だ。
やれ、発券手数料だ、システム利用料だ、先行予約手数料だ、で1000円近くかかる。
その上、主催者からも手数料取ってるんでしょう?まあまあ、儲かって仕方ないんじゃないですかねえ。

かつて流行った、金運があがるとかの美輪様待ち受け画像。


相撲友達のまるこは先先行予約でとった相撲チケットの支払いの際、「今の御時世、手数料ビジネスなのはわかりますけど、それにしても高いですね」とため息をついた。
私はその時初めて「今の御時世は手数料ビジネスなのか」と知ったお馬鹿さんだ。


おまけにその「手数料ビジネスの世の中」がどんどん広がっていることを全くもって知らずにいた。
だから、今回の引っ越しにあたって、管理会社経由で紹介された代理店からインターネットやら電気やらの売り込みが来るのにもびっくりした。代理店もこれで手数料をもらい、管理会社もこれで手数料をもらっているんだな。


更には、今まで不動産屋さんと管理会社が一体型の所でしか契約をしたことがなかったので、仲介業者で契約することの面倒さも知った。
直接契約したらこんなに面倒じゃないのに、あれこれ余計な手間をかけ、そしてその分手数料がかかるのだ。


世の中はこうしてチマチマ手数料を稼ぐことで成り立っているのか。いつの間にか、それが「当たり前」になっていたのか。
ネットも引っ越しも電気もガスも自分で手配するのが当然だと思っていたけど。

お金の神様 ガネーシャ


こんな手数料ビジネスって健全なやり方なのかしら、どうなのかしら。
世の中はいつも変わっているけど、私、昭和の人間だから、これがいいことなのかどうなのかわからないわ。