そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

タイムラグ


7月末、東北ではまだあじさいが咲いていることで季節感がバグったが、ここ最近では季節感について行けずに恐怖を感じている。
昨日もやたら涼しかったが、今日に至っては肌寒かった。
半袖で家を出て、自転車に乗ったら「しまった、半袖じゃダメな気温だった」と焦った。
道行く人たちも長袖シャツを羽織っている。
こんなの関東だったら9月中旬以降の気温じゃない?どういうこと?これが「東北の夏は早く過ぎ去る」ということなの?



思い起こせば七夕花火大会も肌寒かった。私はもちろん山用のウィンドブレーカーとひざ掛け毛布を持参し、使用したが、周りの方々も皆それぞれの上着をお持ちだ。みんな「夜は寒くて当たり前」という感じで上着は持参なのだな。
もちろん猛暑日もあるが、ほとんどの日、夜はエアコン無しで眠ることができる。それどころか、寒くて窓を閉めるほどだ。


もう外では鈴虫が鳴いている。
猫たちは気温に敏感なのか、既に冬毛に備えた換毛期が来ている感じがする。毎朝、わさわさと毛が抜けるのだ。
怖い怖い怖い。季節のめぐりが早すぎる。

先週末の天守閣公園。とんぼがたくさんいた。


関東では危険な暑さが続くというニュースも、甲子園の暑さもまるで別世界のことみたい。
関東にいたらいたで、うんざりして「絶対に外に出ない」と心に誓うくせに、こんなに涼しいと心細くて、あの暑さが恋しくなったりもする。


今からこんなことでは冬はいったいどうなるのだろう。
そして東北である以上、冬はやたらと長いのだろう。3月でも4月でもまだものすごく寒かったりするんだろう。怖い。
このタイムラグ、季節感のズレにも慣れていかなければいけないのだな…。