そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

お電話ありがとうございます

若い頃は電話のオペレーターのバイトを結構した。
忙しいときは一日中喋りっぱなしだった。そのせいで、私の普段の喋り方のイントネーションはぐちゃぐちゃになってしまった。
お客様相手に正しいイントネーションで喋り続けるので、普段はなるべく楽で平坦な喋り方をしたくなってしまい、更にその時期、周囲にいた友人が中京圏の人ばかりだった。

伊豆天城縦走路


そんな訳で、名古屋弁風味の平坦な何かおかしな喋り方。
あの頃のコールセンターも時代の波の中で今はもうない。世の中インターネットでいろいろできてしまうんだもの。



昨今ではヤクルト1000の人気のせいで、ヤクルト宅配の申込みが殺到していると聞く。
以前、私もヤクルトの宅配を申し込んでいた。ちょうどヤクルトでネット申し込みが開始したばかりのような頃だ。
普通に届く分には良かったが、「来週は旅行行くのでスキップで」とか「今週は2パックください」というときが大変だった。


こちらも働いているし、ネット申し込み分なのだから、ネットの問い合わせフォームからあれこれ依頼する。
しかし返事が全部電話だった。
多分ヤクルト的には「直接お話をするのが誠意のある対応」というスタンスだったのだろう。
でも私はメール問い合わせにはメールで回答が欲しかった。


それで面倒になってやめてしまった。今でもヤクルトはあのスタンスなんだろうか。



今回、引っ越しをするにあたって、あれこれあれこれ問い合わせをすることが多い。
だが、引っ越し問い合わせはだいたいネット受付してくれない。お問い合わせ窓口の電話番号を延々ネット上で探して電話をかける。
回答も電話で来るし、不動産会社経由のあれこれの売り込みも電話で来る。引っ越しの見積もりもあちこちから電話が来て、さらにリクルートやらなにやらからも電話だ。


そんな訳でここ数日の私はまるで電話オペレーターの如く、毎日電話で話をしている。
もう21世紀だぞ。もう少し、電話からネットへシフトしてもいいんじゃないか、と思いつつ、こういうことで雇用が生み出されているのかもしれないな、としみじみしたりする。


いまだにFAXだのフロッピーだのというほどの驚きじゃないけど、電話の比率、もう少し下げませんか、ジャパン。