そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

仙台

おとりまき

11月初め、友人鮭太郎と近所の農業園芸センターにでかけたところ、沼の近くで鮭太郎が「お?白鳥の声がするね。もう来たかな」と言い出した。 は?白鳥?この謎の音が白鳥の声? 私はてっきり、どこかで少年野球などしている子供の声が風に乗って聴こえてく…

東北の冬

仙台に引っ越してきたのは夏だった。 昼間は蒸し暑いけれど朝晩の涼しさと言ったらなかった。お盆を過ぎたら一気に涼しくなり、エアコンをつけることもほぼなかった。 そんな極楽の反面で「…ということは冬が寒いってことだよな」と私はずっと怯えていた。 …

ガチ本気

月日の経つのは早いもので、あっという間に年末だ。 去年の12月はまさか仙台に引っ越すなんて思ってもいなかった。会社を辞めるかどうかもまだ迷っていた。 なんと激動の1年だったことよ。 さて、11月から無事に就職できたのだが、覚えることが山のようにあ…

ゴンドアの谷の歌

ゴンドアの谷の歌にあるもの。 「土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう。」 どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんの可哀想なロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ 天空の城ラピュタ [DVD]ウォ…

具だくさん

この時期、スーパーに行くと受付カウンター脇に、どーんとデカい鍋や鉄板や炭が置かれ「○月○日○○様」などと書かれていたりする。 芋煮会用に鍋やら食材やらを予約した人のために準備されているのだ。 初めてそれらを見たときには大変驚いた。なにせ、特に案…

風に吹かれて

海が近いというのもあるのだろうか。 仙台は常に風が吹いている街という印象だ。 実際、家を決めるときに不動産屋さんにも言われた。不動産屋のお姉さんは山形から来た人で、「仙台は雪は降らないけど、風が強くて、寒いというか痛いって感じです。雪が降っ…

一週間の歌

木曜日、無職の私に友人鮭太郎からLINEが来た。 「土曜日、梨買いに行こうよ」 即座に「行く!」と返答したが、あとでしみじみと考えた。 「梨買いに行こうよ」なんて誘いを受けたのは生まれて初めてだ。梨なんて八百屋かスーパーで日々の買い物の中で購入す…

お前を食べるため

グリム童話の赤ずきん。赤ずきんがおばあさんをお見舞いに行くと、おばあさんに変装した狼がベッドに横たわっている。 「おばあさんの耳は大きいのね。」 赤ずきんちゃんが聞くと、おばあさんに化けたオオカミは、言いました。 「お前の声を聞くためさ。」 …

そのへん

関東で3年ほど育てていたぬか床が、引っ越しで無理をさせたせいか、はたまた仙台の湿度に合わなかったのか、ダメになってしまった。 それで全部処分した。 以前の記事でも書いたが、この「米の国」ではスーパーや市場に並ぶ「ご飯の友」がやたら充実している…

100年の扉

この週末の仙台は定禅寺ストリートジャズフェスティバルやらオクトーバーフェストやらイベントが盛りだくさんなので、街に出ようと計画していたところ、なんと! 街なかの「藤崎」という地元百貨店で、仙台育英優勝記念で真紅の大優勝旗が展示されると言うで…

米の国

仙台に引っ越してきて、1ヶ月半。 広大な水田の姿にも少しずつ慣れてきて最初ほど驚かなくなった。 これは8月中旬の水田だ。だいぶ稲穂が実っている。そろそろ早稲種の稲刈りは始まっているそうだ。 そして友人鮭太郎には言われた。 「お米、大丈夫?足りて…

白い朝

「濃霧注意報」という言葉を聞くたびにいつもとんがり帽子のノームが頭をよぎるけど。 ノーム 不思議な小人たち 新装愛蔵版作者:ヴィル・ヒュイゲン,リーン・ポールトフリートグラフィック社Amazon 仙台に来たら、天気予報でやたらと「濃霧注意報」が出る。…

君の名は

写真でも絵でもなんでも、その写真が素晴らしいか絵が素晴らしいかもさることながら、何よりタイトルのセンスが問われるものだと私は思っている。 どんなに素晴らしい写真でも、タイトルが「久遠の彼方」とか「祈り-eternity-」とかだと「ああ、こういう小う…

冬がはじまるよ

www.youtube.com お盆が終わったらガタっと涼しい。特に朝晩は冷やっとした風が吹いて寒いくらいだ。 東北の夏ってお盆までなんだなあ、としみじみする。 エアコンを丸一日つけることなんてほとんどない夏だった。それでも仙台の人たちは「今年は暑い、異常…

新参者なりに

仙台育英学園の全国制覇から一夜明け、今日の河北新報朝刊です!昨日の感動再び!改めて喜びをかみしめてます!育英ナイン本当におめでとうございます!#甲子園#高校野球#仙台育英 pic.twitter.com/1C3LYt34hh— 河北新報出版センター (@kahoku_books) 202…

白河の関

ついに、ついに、真紅の大優勝旗が白河の関を越える時が来たのだなあ。 それが、自分が仙台にやってきたタイミングだなんてなんだかしみじみだ。 夕方からはニュースをあれこれ見たが、さすが地元の放送局の取材力よ。 どこのチャンネルを回しても、生徒なり…

優駿

仙台での暮らしの中で時々、学生時代に住んでいた埼玉の田舎町を思い出すことがある。 狭山茶の栽培が盛んな町で、起伏のある土地に広大な茶畑が広がっていて、冬になると夜中でも霜警報のサイレンが響いた。 そして、免許を取り立ての友人の軽自動車で夜中…

平らな街

今朝はすっかり空の色も日差しも気温も秋で、「お盆がすぎたらこんなにも秋になるのか」と驚いた。 これは会社帰りの空。どこまでも空が高く、空が広い。いつだってそのことに驚く。 写っているのはウェスティンホテルだ。 仙台は平野地が多く、平らなのでど…

タイムラグ

7月末、東北ではまだあじさいが咲いていることで季節感がバグったが、ここ最近では季節感について行けずに恐怖を感じている。 昨日もやたら涼しかったが、今日に至っては肌寒かった。 半袖で家を出て、自転車に乗ったら「しまった、半袖じゃダメな気温だった…

あの坂をのぼれば

小さな町の風景 (偕成社文庫)作者:杉 みき子偕成社Amazon 中学校1年生の時の国語の教科書に載っていた「あの坂をのぼれば海が見える」という文章を折に触れて思い出す。 少年が暑い夏の日に「あの坂をのぼれば海が見える」といくつもいくつも山を超えるのに…

高いところから

時々限界集落や、海外の農村のドキュメンタリーを見ていると「生まれてから一度もこの町を出たことがない」というおばあさんやおじいさんが出てくる。 そういう生活に少し憧れたり、それはどんな人生なんだろうかと考えたりもする。 なんだかんだ折に触れて…

ジンジャーシロップ

ちょっと前に友人に泉ボタニカルガーデンという所に連れて行ってもらった。 仙台は土地があることもあり、最近の流行でもあるのかあちこちにボタニカルガーデンがある印象。 この丘の上の東屋で病弱なお嬢様ごっこなどした。 「わたくしにはこのお庭だけが世…

仙台七夕まつり

土曜日は人生初の仙台七夕まつりに行ってきた。 ニュースなどでよく見る、この吹き流し。今年はコロナ禍だから通常より2m上に上げているらしい。本当はもっと地面に近いところまで下がっていて、吹き流しを通り抜けて歩いたりするんだそうだ。 アーケード…

夜のピクニック

昨日は仙台の七夕花火大会で、会社帰りに友人鮭太郎とその同僚、あっちゃん、ゆりあと一緒に見に行った。 花火を見る場所は東北大学のグラウンドで、仙台駅から地下鉄で3駅ほど先にある。 広大な敷地に、すごいソーシャルディスタンスで椅子が置かれ、記念式…

ご当地あんかけ

小学生の頃に読んだ、子供向けの本の中に「勝ったら官軍、負けたらあんかけ」と言う囃子言葉が出てきた。確か灰谷健次郎あたりの本だったような気がする。 この「負けたらあんかけ」の意味がまるでわからなくて、先生か親か、ともかくまわりの大人に尋ねた所…

ふるさとの訛り

ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聞きにゆく 石川 啄木 一握の砂作者:石川 啄木Amazon 仙台生まれ仙台育ちの友人鮭太郎は、大学時代からしばらく関東にいたせいか、ほとんど東北訛りがない。 なので、今までそれほど意識せずにいたけれど、…

ダメ絶対

ここ最近、ずっと書いているように、仙台に来てから自家製お野菜を頂く機会が多い。 素晴らしいお野菜だ。 今日も会社の向かいの席の方が、どこかからまわってきたきゅうりをそっと机の引き出しにしまっていたので、本当に仙台ではあちこちで野菜が流通して…

銀の匙

銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)作者:荒川弘小学館Amazon 漫画「銀の匙」が結構好きだ。 北海道の畜産高校に入学した非農家の男の子が様々なカルチャーショックを受けながら農業を学んでいくお話で、1巻、2巻あたりではとにもかくにも食…

Come Rain or Come Shine

仙台に引っ越して来て一週間。やっと少し家の中が落ち着いてきて「私の家」になった。 猫も落ち着いてきた。キャットタワーも設置した。 オレは脱衣所のかごの方が好きだが。 野菜が美味しかったり、いろんなことに驚いているけど、だからって何もかもすべて…

散歩がてらにお気軽に

今、You Tubeを探しても全然出て来ないが、昔のファッションセンターしまむらの歌を折に触れて思い出す。 新しい今日 新しい明日 輝きあふれるひとときがあなたについてやってくる 散歩がてらにお気軽にファッションセンターしまむら 中学生の頃、国道沿いの…