そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

来し方

ゴトオの部屋

今日は友人鮭太郎とくまちゃんがうちに遊びに来て、別に何をするでもなく、ただだらだらとすごした。 猫カフェ兼マンガ喫茶という感じで、猫を構いながら黙々と漫画を読み、枝豆を湯がいて食べたり、松島航空祭のライブ映像なんか見たり。 くまちゃんがわざ…

元気玉

今日はいろいろ疲れたな。 確かこれは動物園でみかけた看板。地元の小学生による作品らしい。 子供ってすごいな。 「苦しいときは気分を変えてタヌキさがしを」 こんなこと思いつくだろうか。 これは東山動物園の、誰でもカバ使いになれる顔はめ看板。 あの…

あの日のコアラ

かつてコアラに夢中で動物園に通い詰めたので、コアラの写真が山のようにある。 愛情を注ぐ対象が必要だったんだろう、あの頃の私は。 猫が来てから、なかなか動物園に行かなくなり、コロナ禍も始まってしまった。 その間に、もう亡くなってしまったコアラも…

イオンへGO

地方の人の休日の遊び場はイオン一択だ、というのはよく聞く話だ。 地方のイオンはものすごくデカくて、映画館も、下手したらスーパー銭湯やパチンコやフィットネスも一緒になっているタイプを旅先で時折見かけた。 昔、別ブログで書いた記事。 ずっと首都圏…

余計なお世話

七夕のせいだろうか、なんだか久しぶりに恋の話をした日だった。 友人の会社の後輩の若い女の子が恋人と別れたのだそうだ。まだ25歳。 彼の浮気相手のInstagramを特定したり、「もうこんな街出ていく、引っ越す」と泣いたりの大騒ぎだそうで「若いってすごい…

お電話ありがとうございます

若い頃は電話のオペレーターのバイトを結構した。 忙しいときは一日中喋りっぱなしだった。そのせいで、私の普段の喋り方のイントネーションはぐちゃぐちゃになってしまった。 お客様相手に正しいイントネーションで喋り続けるので、普段はなるべく楽で平坦…

ツーカー

ツーカーの仲、というのは江戸語あたりからきているのかなあと思いきや、昭和40年代からの使用らしい。 gogen-yurai.jp 昔、ツーカーセルラーという携帯電話会社があったな。 あのときは「IDO」にしろ「ツーカーセルラー」にしろ「ドコモ」にしろ、上手い名…

誰がために服を干す

行儀の悪いことだが、しかし誓って変態ではないが、よその家の洗濯物が割りと気になる性分だ。 プライバシーの侵害と言われればお詫びするよりありません。 すみません。 洗濯物の何に心惹かれるのかと言えば、やはり生活感だが、その生活感は欧米ではひどく…

初夏の仕事

無職とは言え、やることはいろいろあるのだ。 去年の冬に仕込んだ柚子酢シロップ、1瓶は引き上げたけど、もう1瓶はずっと放置していた。 それをあけて、果肉は柚子ジャムに。 空いた瓶に今度は梅酢シロップを2kg仕込んだ。 それで満足していたら、他の人のブ…

トップガン・マーヴェリック

はー、もうむしゃくしゃするわねえ、と、昨夜は夜な夜な1986年版のトップガンを見た。 www.youtube.com 多分初めて見たのは金曜ロードショーなので1986年には見ていないと思う。 87年か88年くらいだ。まだ小学生だった。 中学の時所属していた吹奏楽部で、定…

独裁政権

朝から西原理恵子の娘さんの話をネットニュースで読んで愕然とした。 そうか。親が子供のことを世界に向けてあれこれ発信する、ということもそうだし、娘と息子に差をつける、というのも虐待なのか、としみじみした。 そうだったのか。 私は昭和生まれの古い…

おじさんのオレンジ

変な話だけど、「八百屋」さんって今の時代、放送禁止用語なんですってね。「○○屋」っていうのが日銭を稼ぐものを軽蔑してるみたいだからだって。 変なの。日銭を稼ぐことの何がいけないんだ。お菓子屋さんもケーキ屋さんもダメか。パン屋めぐりとか流行って…

いつでも月を

土曜日から仙台に旅行に行った。 猫が家に来てからずっと旅行に行っていなかったので4年ぶりだ。 東京駅の新幹線乗り場へ来ることさえ、猫を迎えに来た日以来だな、としみじみする。 だから新幹線に乗っている間、音楽を聞いたりスマホをいじるのももったい…

カレーなる旅 4 innocent world

昨今では「大人の本気の砂遊び」とか「大人のどろんこ遊び」とか「絵の具まみれになって童心に還る」とか、子供みたいなことをすることで癒される体験が随分増えている。 でもわかる。 小学校高学年の時に学校にどろんこ砂場ができて、みんなで泥まみれにな…

人間失格

そら豆の季節になったのだな。 以前はそら豆の旬なんて知らなかった。知るようになったのは毎年この時期に母親から「そら豆いりませんか」のメールがくるせいだ。 10年近く前のブログにも書いていた。そしてあの時もそら豆に憂鬱になっていた。 昨日、母親か…

Let's Groove

私が子供の頃はまだ、戦争がそれほど遠い記憶じゃなかったので、大人たちは事あるごとに反戦を訴え、私は小さな頃からイヤというほど原爆の話を聞き、原爆ドームの写真を見せられてきた。 写真は飽き飽きするほど見てたけど、14歳で初めて原爆ドームに行った…

アリエスの男たち

春になると頭のネジがちょっとゆるんでしまうことがあるけれど、そんな時必ず思い出す漫画の一コマがある。 まあ、あのボーイズラブコミックスで恐縮なんですけどね。 本仁戻「恋が僕らを許す範囲」より 春になると人より頭がピーになる星の下に生まれた主人…

しずかさや

今日はライオンズ、点が入ってる!トリプルプレーもあったみたい、勝てるかも!と思っていたら、全部佐々木朗希くんに持っていかれた日曜日。 * 「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」 というあまりにも有名な芭蕉の句を、先生がカツカツと音をたてて黒板に書いて…

11年目

「闘牛場での騒ぎ、見てきたのかい?」ぼくはたずねた。 「ああ、みんなでいってたんだよ」 「だれか負傷した者はいたか?」 「一頭の雄牛がアリーナの群衆に突っ込んできてね、跳ね飛ばされたやつが六人から八人はいたな」 アーネスト・ヘミングウェイ「日…

よしなしごと

徒然なるままに、日暮らし、硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、妙に狂ったような気持ちになるもんだって昔の坊さんが言ってたけど、昔の写真なんか見返していても、なんだこの写真?て思ったり、急にその時のことを…

よそ者の味

学生時代はよく友人たちと、車でどこまでも出かけた。国道1号をひた走って、朝方大阪に着いたり、真夜中に新潟港にたどり着いたり。 そんな旅行の中でいつか「恐山に行ってみようぜ」という流れになり、ひたすら車で北上し、青森に着いた。 畑の真ん中にある…

あれはいいものだ  -富岡八幡宮骨董市-

キシリア様に届けたい壺。 昔、両親が骨董市にハマっていたことがあり、毎週のように週末の朝早く、あちこちの神社やらに出かけていた。 そうしては、本物か偽物かは知らないが中国古代青銅器だと噂の泉ピン子そっくりの置物だとか、王貞治そっくりの石仏な…

手に入らないもの

2011年のツイート、もう消えてしまっているみたいだけど、ずっと気になっている。 英国人が書いたお茶に関する本に、英国、中国、日本のお茶についての記述があり、日本だけおかしかった。英国はお茶を入れる温度や一緒に食べるケーキ、中国もおいしい淹れ方…

蜜柑の隠密

まだまだ寒いけれど、もう河津桜は咲き始めているらしい。金さんのお目付け桜みたいに咲き誇る、これはいつかの春の千鳥ヶ淵の桜だ。 コロナの前までは春になると、朝、出社前に千鳥ヶ淵に立ち寄ったりしていた。 うっとりと桜に見とれながら、それでいて、…

寒いね

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ 俵万智 寒くなると必ずこの短歌を思い出す。 昨日、衝動的に「サラダ記念日」を買ってしまった。 サラダ記念日 (河出文庫)作者:俵万智河出書房新社Amazon 初めて読んだのは中学生の時。 友達が持…

赤と黒

先代貴乃花夫人だった藤田憲子さんが歯医者さんと不倫しているという噂が流れた時、週刊誌はこぞって書きたてていた。 「元家政婦激白!医師と会う日は黒のランジェリー!」 電車の中吊りで見ただけだが、男性誌のみならず、女性誌まで鼻息を荒くしてそんな…

ダメにする罠

つるにょうぼう (日本傑作絵本シリーズ)作者:矢川 澄子株式会社 福音館書店Amazonこの前、木馬亭で浪曲「鶴女房」を聞いた。有名な「鶴の恩返し」の話だ。 絵本でも読んだし、日本昔ばなしでも見たし、小学校の劇でも演じたことがあるので話はよく知っている…

おじいさん先生

昔、うちの母が連れてってくれる医者はどれもこれもおじいさん先生だった。 理由は「地元で長くやってるんだからいい先生に決まっている」という、有無を言わせぬ「お母さん理論」だ。 だから、以前に何かの細菌で私の足が腫れ上がった時も、すぐさまおじい…

満面の笑み

昨夜は満月だった。tenki.jp不景気な昨今、世の中には「これであなたもお金持ち」みたいな本やジンクスが溢れかえっている。その中の一つに「満月の夜に月に向かって財布を振る」というのがある。 全く知らなかったのだが、ある満月の日、友人が教えてくれた…

懐かしのメロディ

昔はよく「懐かしのメロディ」とか「思い出のヒット曲」なんて番組をやっていたけど、最近見ないな。 それにしても何かの拍子で突然思い出してはしばらく頭をめぐる曲がある。 www.youtube.comここ数日はスプーンおばさんのエンディング曲が頭を巡っている。…