そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

ないものねだり


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ないものねだり、と言うといつも頭に浮かぶのは中原理恵の「東京ららばい」
♪ないものねだりの子守唄!
という歌詞。古いけど。


今日、弾丸で仙台に行ってきて、これで今日から仙台に「私の家」ができた。もう電気も通っているし、鍵も手に入れた。
あとは引っ越すだけの今になって、「失うもの」のことを考えたりする。自分で決めたくせして。

コロナ前の夏の高校野球開会式


Twitterで流れてくる美術展情報も、ガチ中華のお店も、もう、すぐには手の届かないものになるんだなあ。
ハマスタも神宮も保土ケ谷球場にもいけなくなるし、中華街だってなくなる。
気軽にハイキングに行ける山もなくなる。UFJ銀行も2店しかなくてびっくり。
東急ストアも当たり前だけどない。ラグビーも国立や味スタで見ることができなくなる。国技館にも気軽に行けない。


そして何より、これからは川の流れる音がしなくなるのだな。
我が家は小さな川のほとりで、毎日、雨の日みたいに川の流れる音がする。今もしている。
この音がなくなるのか、としみじみする。


dengpao90.hatenablog.com


でも、5月末のブログでは、仙台の蛙の声が聞きたい、と書いていたんだ。
本当に人は、というか私は都合の良いことばっかり言って、ないものねだりばっかりするもんだ。


ちょっとおセンチになっていたら、仙台の友人が「七夕花火大会のチケット取ったから一緒に行こう」と夏の思い出をプレゼントしてくれた。
そうか、花火かあ。花火が見れるんだ。何年ぶりだろう、花火大会なんて。

2017年 お台場の花火


花火大会の時はもう、新しい仕事も始まっている。
金曜日の仕事終わりに、友達と一緒に人混みをかき分けて花火を見に行くのだ。
今はまだよく知らない街で。
そう思うときゅんとする。
きゅんとして、でももしかしてホームシックやら何やらで花火見て泣くんじゃないかとも思っている。