そういえば

横浜→仙台へ移住したばかり。

2022-01-01から1年間の記事一覧

Field of Dreams

www.youtube.com 去年のMLBのヤンキースとホワイトソックスの試合、フィールド・オブ・ドリームスのイベントはものすごく感動して何度も動画を見た。 あの映画には、高校時代初めての恋人の家で一緒にビデオを見たという甘酸っぱい思い出がある。 なので、頭…

猫だって猫だって

昔、劇団に勤めていた頃、一番好きだったのはファミリーミュージカルだった。 疲れて、何のために仕事をしているのかわからなくなる時など、ファミリーミュージカルを担当して、子どもが大はしゃぎしているのを見ては「ああ、このためにやってたんだなあ」と…

距離感

コロナが再びまん延し始めているけど、このコロナ禍で良かったことと言えば、在宅勤務が世の中に普及し始めたことだ。 毎日会社にいかなくても、たとえ地方に住んでいても、自宅から会社という組織に参加することが可能になっている。 組織へ参加する距離感…

愛の深さ

学生時代の友人、つるちゃんは相撲友達、というより相撲観戦の大先輩だ。 子供の頃の憧れの職業は呼び出しだったというほどだ。女子は呼び出しになれないので諦めたらしい。 相撲を見始めてから、私はつるちゃんにものすごくたくさんのことを教わって来てい…

ないものねだり

www.youtube.com ないものねだり、と言うといつも頭に浮かぶのは中原理恵の「東京ららばい」 ♪ないものねだりの子守唄! という歌詞。古いけど。 今日、弾丸で仙台に行ってきて、これで今日から仙台に「私の家」ができた。もう電気も通っているし、鍵も手に…

知らないはずの味

子供の頃からずっとひそかに不思議だった。 バナナ味のお菓子は味も匂いもバナナとは違う。なのに、なぜあれをバナナ味だとみんなが思うんだろう。 青春のメモリー いちごオレ いちごオレだって、いちご味のお菓子だってそうだ。果物のいちごとは明確に違う…

MONSTER

コロナ禍になって、在宅勤務ができるのはとてもありがたかった。 毎日通勤しない楽さがあったし、仕事ってこんな風にも進められるんだ、という新たな発見も学びもあった。 だけど、そんな中で知らず知らずどんどん、心が引きこもっていったような気がする。 …

箱に詰める

以前に引っ越しの見積もりを取ったときに、業者さんに「一人にしては物が多いですね」「え?1DKですよね?」と驚かれた。 自分ではそんなに物の多い暮らしをしているつもりはなかったけれど、コロナ禍や戦争が始まった恐怖で猫餌だのなんだのいろいろ買い貯…

未来の世界の

www.youtube.com ♪未来の世界の~猫型ロボット~♪ 先日久々にファミレスのジョナサンに行った。若い頃はファミレスで夜通しおしゃべりなんかしていたこともあったけれど、年を取るにつれて早寝にもなるもので、もうファミレスに行くこと自体が10年以上ぶりだ…

心ここにあらず

今日から大相撲名古屋場所が始まった。 一応見たけど、今は引っ越しだなんだで、気持ちが落ち着かず、集中して見ることができない。 大関横綱は波乱だらけの荒れた初日。 今日は私の誕生日で、そして西岩親方(若の里)のお誕生日でもある。 生年月日が全く…

君がいるだけで

猫を飼う前はずっとこの家に一人でいたことが今では信じられない。 一人でこの家にいて、そして暇をもてあましてあちこちに遊びに行き、旅行にも行った。 猫が来てからは旅行にはまるで行けないし、ちょっと家をあけるときにはいつも猫のことが心の隅で気が…

悪意の物語

以前に「人間風車」という芝居を見たことがある。 絵本作家を目指す男性が公園で子どもたちに自分の作った物語を読み聞かせする。 作家は自分の人生がうまくいかなくなると物語の中に恨みつらみを混ぜ込んで、物語の中で相手に復讐をするようになる。 そして…

余計なお世話

七夕のせいだろうか、なんだか久しぶりに恋の話をした日だった。 友人の会社の後輩の若い女の子が恋人と別れたのだそうだ。まだ25歳。 彼の浮気相手のInstagramを特定したり、「もうこんな街出ていく、引っ越す」と泣いたりの大騒ぎだそうで「若いってすごい…

世情

世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする 変わらないものをなにかにたとえて その度崩れちゃ そいつのせいにする かつてチケット販売関連の仕事をしていた。主催者として、チケットぴあやローソンやイープラスにチケットを配券し、販売…

幸福の香り

夏になると、アパートの同じ階の人が、昼も夜も玄関ドアを開け放ったままにしている。 一番奥の部屋だし、ご主人がいるから心配していないのかな。 猫がいて、かつ一人暮らしの私にはできない芸当だ。 眉をひそめているのではなく、いいなあ、と思っている。…

やさしくされると

若かりし日は電車に乗ると日課のように痴漢に遭った。大人しそうな顔に見えたんだろう。だが、中身はわりと猛獣なのよ。 ドスを聞かせて「なんなの???」くらいのことは言う。勇ましい気持ちで戦いに挑む。 我が家の猛獣。 そんなある日、「あ、痴漢だ、文…

四半世紀の仲

昔、「抱きしめたい」というドラマがあった。いわゆるトレンディドラマだと思う。 浅野温子と浅野ゆう子のW浅野主演で、二人は幼なじみ。 何かにつけて「私たちは四半世紀の仲だもんねー」と言うようなセリフが出てきた。 当時小学生だった私は、あのドラマ…

デトックス

昨日、電話の悪口を書いてしまったところ、今朝になったらスマホの電波のところが通行止めのようなマークになっていた。 お、どうしたどうした、とWi-Fiをつないだところauの電波障害だそうだ。 まあ、デジタルデトックスしないとな、と考えていたしちょうど…

お電話ありがとうございます

若い頃は電話のオペレーターのバイトを結構した。 忙しいときは一日中喋りっぱなしだった。そのせいで、私の普段の喋り方のイントネーションはぐちゃぐちゃになってしまった。 お客様相手に正しいイントネーションで喋り続けるので、普段はなるべく楽で平坦…

ひらひら

今日は退職手続きをしに本社へ行ったので、久々に通勤電車に乗った。 そして会社近くの神社で夏越の祓の茅の輪くぐりもしてきた。 hugkum.sho.jp これで上半期の穢は落とせただろう。 東京の街を久々に歩いて「あ!日傘が必須だった」と思った。 最近外に出…

ゴミと暮らす

松本明子さんが明かす 実家じまいで出てきた「20トン分のゴミ」の処分に100万!2000冊以上の本の中にはアレな本まで… 高松で処分しないものは東京へ持って帰ったのですが、そのために東京と高松を飛行機で3往復ほど、車でも片道10時間かけて7往復ほどしまし…

うまくいく

アムリタ (上)作者:吉本ばなな幻冬舎Amazon 彼女は確かにとんちんかんな人だったが、いつも自分で決めた。自分で決める力が必要以上強い人だった。服も、髪型も、友達も、会社も、自分の好きなことや嫌いなことも。どんなささいなことも。 それが積み重な…

来ちゃえば

思えば20代の頃から、事あるごとに友人に「仙台に来ちゃいなよ」とは言われていた。 それを「うーん」とか「いやあ」とか「仕事があれば」などとかわしながら関東に住んでいた。 一応、楽天球団の事務職に応募したことはある。受かれば仙台に住もうと思って…

ツーカー

ツーカーの仲、というのは江戸語あたりからきているのかなあと思いきや、昭和40年代からの使用らしい。 gogen-yurai.jp 昔、ツーカーセルラーという携帯電話会社があったな。 あのときは「IDO」にしろ「ツーカーセルラー」にしろ「ドコモ」にしろ、上手い名…

わたくしという現象

わたくしという現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 宮沢賢治詩集「春と修羅」より 新編 宮沢賢治詩集 (新潮文庫)作者:賢治, 宮沢新潮社Amazon こんな風にカッコよく、幻想的に己を語ることができればいい…

手放しましょう

先日、「ヨガに行っているんだー」と友人に言ったら、友人も「私もホットヨガに行っているの」と言って、ヨガの先生の真似をしてくれた。 「今日も健康なご自分の体に感謝いたしましょう」 ああ、どこのヨガの先生もそういう感じで言うんだなあ、としみじみ…

誰がために服を干す

行儀の悪いことだが、しかし誓って変態ではないが、よその家の洗濯物が割りと気になる性分だ。 プライバシーの侵害と言われればお詫びするよりありません。 すみません。 洗濯物の何に心惹かれるのかと言えば、やはり生活感だが、その生活感は欧米ではひどく…

三原則

巷では「猫は色盲である」「猫は近視であり、飼い主の顔もぼんやりとしか見えていない」などと言うが本当だろうか。 我が家の猫は5m先の羽虫を見つけて戦闘態勢に入るし、ベランダから20m先の鳥を相手に威嚇攻撃をしている。 あれは気配を感じているだけで見…

一年で一番日の長い日

あんたたち、一年中で一番日の長い日をいつも待ち受けていながら、いよいよというときにうっかり過ごしてしまうことあって?あたしはね、一年中で一番日が長い日を待ち受けていながら、いつもうっかり過ごしてしまうんだ。 フィッツジェラルド「グレート・ギ…

The Point of No Return

www.youtube.com 劇団四季版では「もはや退けない」という歌詞で歌われていたこの歌。 昨日、仙台に住みたいと書いてから、なんだか急に物事が本気で動き出してしまったようだ。 あれこれ片付けたり、計画したり、人に「引っ越そうと思います」と告げたり、…